2012年 07月 21日
ラストスパート |
芸術祭開催まであと一週間。前回の更新から日が経ってしまいましたが、完成に向けて制作は着々とすすんでおります。
6月は梅雨の貴重な晴れ間に、作品の展示場所となる広場のコンクリートを高圧洗浄し、翌日はせっせっとペンキ塗り。男性陣だけでなく働き者のおばあちゃん達も手伝ってくれて、広場の床はあれよあれよと言う間に自分のイメージの色に...!皆さんありがとうございました!
今回は笠原さん宅の隣のガレージをお借りして作業。ずらりと並んだ丸太は、皆さんがつくった花の台座となります。
沢山の方々に集まって頂き、大小合わせ計40個の花々がどんどん丸太の上に乗せられていきます。
直径120センチの大きいタイプの花を一同に見るのはこの日が初めて。こちらは美智子さんの作品。ビビットな黄色の布を土台に、淵を取り囲んだメタリックな色合い(素材はインスタントコーヒーの瓶のふた!)、花びらの形に見立てたハンガーの黒がピリリっと効いていて、ポップかつシックな花...!
我が娘が「リエコさんは?リエコさんのおうちは?」と口うるさく慕う(笑)利枝子さんが支えているのは江美子さんの作品。民芸調の可愛いらしい鳥が描かれた布をメインに、色とりどりのビーズやボタンが装飾されています。童話の世界のようなメルヘンな雰囲気が魅力的...!
さてさて、作業は木ねじで花と台座を固定するところからスタート。
作品のディテールを気遣いながら、ドリルでグイングインと。
台座がつけられた花から順に、雨や風から守るためのアクリル透明ドームをかぶせていきます。接着剤となるシリコンの付け方&量などを夫が皆さんにレクチャー。
記念すべき完成第一号は裕子さんの作品でした!
ドーム型をかぶせた直径70センチの花が次々と完成していくなか、直径120センチの大きい花にもアクリル板のカバーを施していきます。
こちらで用意していた素材の穴が思いのほか小さくてネジが入らず、急遽、大工の富澤さんに自前ドリルで穴を大きくあけ直してもらったり、皆さんにはアクリル板がかぶせやすいように各自で作品の手直しをして頂いたり、、、
花につける葉っぱ用の台座も、実際に素材を乗せてみたらサイズが合わず、こちらも急遽広場にて、笠原さん&山賀さんに50個の丸太を薪割りして頂くことに。こちらの不手際だったにも関わらず、嫌な顔一つせず「じゃあ、こうすればいいすけ!」と俊敏な対応をして下さる小荒戸の皆さん。その前向きさ&懐の深さにはいつも本当に頭が下がり、学ぶことが多いのです。
皆さんの多大な協力のおかげで、計10個の大きい花も無事完成。こちらは幸子さんの作品。小さい花同様フェルトやボンボンを巧みに使い、とても愛らしい雰囲気!
こちらは康子さんの作品。規則的に並べられた綿棒やバラン(お弁当の飾りなどに使われる緑のギザギザ...)が花にリズミカルな表情を持たせています...!
こちらは利枝子さんの作品。昔、美容師をされていただけに、利枝子さんのつくる花はいつも素材選びも細やかで作業も本当に繊細。。。素材をダイレクトに使う部分とひと手間かける部分のバランスが絶妙です!
こちらは区長さんの作品。風車を花に見立てる発想そのものが斬新...!手数の多さが魅力に繋がる作品もあれば、こうしてアイディアが物を言う作品もあるのです。
こちらはムツ子さんの作品。ムツ子さんも繊細な作業が得意なようで、ムツ子さんの手にかかれば素っ気ない紐もクルクルネジネジさせて植物のような表情に...!一つ一つのディテールがとっても見応えあります!
こちらは江美子さんの二つ目の作品。柄ものの布を沢山使っているのにもかかわらず、柄同士が喧嘩することなく、スッキリ調和しているのに脱帽...!とみ子さんからは「チャイナ風で素敵じゃな〜い。」なんて感想も(笑)。
こちらはそのとみ子さんの作品。中心部分に下駄の鼻緒のようなものを重ね合わせ、作品に奥行きを持たせています。とみ子さんは手先が器用なうえに発想も大胆で、いつもこちらをハッとさせるような作品を見せてくれます!
こちらは笠原さんの作品。手数よりもアイディア勝負の男性陣が多いなか、笠原さんは(五十嵐さんも)いつもギュッギュッと密度の高い作品をつくってきてくれます!意外に白い花が少ないので「蘭をイメージした」と話して下さったこちらの作品は全体の素敵なポイントになりそう...!
ドームに覆われた花たちと妊婦さん、ちょっと神秘的な光景が撮れました。
作業の途中、康子さん&江美子さんが買い出しに行って下さり、お茶と甘いものでしばし休憩。
初めて食べるアイスキャンディー、みけんにシワを寄せながらも大満足の娘(笑)。
デリケートな作品なので汚れないよう傷つかないよう、開催日前日までガレージで待機。次回はいよいよ完成リポートです!
6月は梅雨の貴重な晴れ間に、作品の展示場所となる広場のコンクリートを高圧洗浄し、翌日はせっせっとペンキ塗り。男性陣だけでなく働き者のおばあちゃん達も手伝ってくれて、広場の床はあれよあれよと言う間に自分のイメージの色に...!皆さんありがとうございました!
今回は笠原さん宅の隣のガレージをお借りして作業。ずらりと並んだ丸太は、皆さんがつくった花の台座となります。
沢山の方々に集まって頂き、大小合わせ計40個の花々がどんどん丸太の上に乗せられていきます。
直径120センチの大きいタイプの花を一同に見るのはこの日が初めて。こちらは美智子さんの作品。ビビットな黄色の布を土台に、淵を取り囲んだメタリックな色合い(素材はインスタントコーヒーの瓶のふた!)、花びらの形に見立てたハンガーの黒がピリリっと効いていて、ポップかつシックな花...!
我が娘が「リエコさんは?リエコさんのおうちは?」と口うるさく慕う(笑)利枝子さんが支えているのは江美子さんの作品。民芸調の可愛いらしい鳥が描かれた布をメインに、色とりどりのビーズやボタンが装飾されています。童話の世界のようなメルヘンな雰囲気が魅力的...!
さてさて、作業は木ねじで花と台座を固定するところからスタート。
作品のディテールを気遣いながら、ドリルでグイングインと。
台座がつけられた花から順に、雨や風から守るためのアクリル透明ドームをかぶせていきます。接着剤となるシリコンの付け方&量などを夫が皆さんにレクチャー。
記念すべき完成第一号は裕子さんの作品でした!
ドーム型をかぶせた直径70センチの花が次々と完成していくなか、直径120センチの大きい花にもアクリル板のカバーを施していきます。
こちらで用意していた素材の穴が思いのほか小さくてネジが入らず、急遽、大工の富澤さんに自前ドリルで穴を大きくあけ直してもらったり、皆さんにはアクリル板がかぶせやすいように各自で作品の手直しをして頂いたり、、、
花につける葉っぱ用の台座も、実際に素材を乗せてみたらサイズが合わず、こちらも急遽広場にて、笠原さん&山賀さんに50個の丸太を薪割りして頂くことに。こちらの不手際だったにも関わらず、嫌な顔一つせず「じゃあ、こうすればいいすけ!」と俊敏な対応をして下さる小荒戸の皆さん。その前向きさ&懐の深さにはいつも本当に頭が下がり、学ぶことが多いのです。
皆さんの多大な協力のおかげで、計10個の大きい花も無事完成。こちらは幸子さんの作品。小さい花同様フェルトやボンボンを巧みに使い、とても愛らしい雰囲気!
こちらは康子さんの作品。規則的に並べられた綿棒やバラン(お弁当の飾りなどに使われる緑のギザギザ...)が花にリズミカルな表情を持たせています...!
こちらは利枝子さんの作品。昔、美容師をされていただけに、利枝子さんのつくる花はいつも素材選びも細やかで作業も本当に繊細。。。素材をダイレクトに使う部分とひと手間かける部分のバランスが絶妙です!
こちらは区長さんの作品。風車を花に見立てる発想そのものが斬新...!手数の多さが魅力に繋がる作品もあれば、こうしてアイディアが物を言う作品もあるのです。
こちらはムツ子さんの作品。ムツ子さんも繊細な作業が得意なようで、ムツ子さんの手にかかれば素っ気ない紐もクルクルネジネジさせて植物のような表情に...!一つ一つのディテールがとっても見応えあります!
こちらは江美子さんの二つ目の作品。柄ものの布を沢山使っているのにもかかわらず、柄同士が喧嘩することなく、スッキリ調和しているのに脱帽...!とみ子さんからは「チャイナ風で素敵じゃな〜い。」なんて感想も(笑)。
こちらはそのとみ子さんの作品。中心部分に下駄の鼻緒のようなものを重ね合わせ、作品に奥行きを持たせています。とみ子さんは手先が器用なうえに発想も大胆で、いつもこちらをハッとさせるような作品を見せてくれます!
こちらは笠原さんの作品。手数よりもアイディア勝負の男性陣が多いなか、笠原さんは(五十嵐さんも)いつもギュッギュッと密度の高い作品をつくってきてくれます!意外に白い花が少ないので「蘭をイメージした」と話して下さったこちらの作品は全体の素敵なポイントになりそう...!
ドームに覆われた花たちと妊婦さん、ちょっと神秘的な光景が撮れました。
作業の途中、康子さん&江美子さんが買い出しに行って下さり、お茶と甘いものでしばし休憩。
初めて食べるアイスキャンディー、みけんにシワを寄せながらも大満足の娘(笑)。
デリケートな作品なので汚れないよう傷つかないよう、開催日前日までガレージで待機。次回はいよいよ完成リポートです!
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by kijimamaki
| 2012-07-21 23:13