2009年 04月 29日
ビニールハウスリサーチ |
快晴のGW初日、芸術祭で使用するビニールハウスのリサーチのため、
開催地である新潟県の小荒戸へ。
今回は荷物も無かったので、高速の渋滞を避け、新幹線で行って来ました。
まつだい駅に着くと、区長さんに送って頂いた写真の様に、景色はすっかり春!
草間彌生の2003年の作品「花咲ける妻有」を見ながら、お弁当を食べる親子。
私達も、まずはお昼ご飯ということで、第二回目ワークショップの時に、スタッフと共に訪れたお蕎麦屋さんへ。
食べ終えて、春の景色を堪能しながら、小荒戸までテクテクテク。。。
お天気だったので、水の中の藻も、浮かび上がるように見えて綺麗です。
展示予定場所を目指して、坂道を登っていると、上の方から「おーい」と区長さんの声が。地主さんもいらして、皆で改めて作品設置場所について話し合いました。
予定していた場所は、雨水が溜まり易く地面がぬかるむので「足場が悪いんじゃ、見に来たお客さんも大変だよ〜!」と地主さん。
結果、少し場所をずらして、ゼンマイが生えている奥の辺りに設置することに。
地面の傾斜が気になったのですが、整地して頂けるそうです。
先日、写真を送って頂いた杉の木の切り株も、見せて頂きました。
「えっ、これ?大きい!....まさか区長さん一人で運んだのでは..」と、興奮。
「そうだよ〜。山からコロコロ転がして....」と、あっさり答える区長さん。(笑)
写真を見た時は、花の台にするにはインパクトが強すぎるかな、、と思っていたのですが、実物を見てみると、アイディア、イメージも沸々と湧いてきます。
切り株の台、他の素材の台、いくつか案を考えてイメージ画を描こうと思います。
区長さんが試作した切り株の椅子。「よいしょっと...」と、勧められていないのに座る夫。(苦笑) でも、会期中は作品のそばや木陰に、こういった腰を下ろせるものがあると、来場者も嬉しいんですよね〜。
集会所へ向かい、ビニールハウスの骨組みを見せて頂きました。
高橋さんにも手伝って頂き、横幅、高さを確認。
夫の身長172㎝。 おっ!? やった!! 結構、高い...!
通常は20㎝ほど土に埋め込むそうなのですが、それでは低いかも、、ということで、通りがかった富沢さんにお願いし、参考に、ご自宅のビニールハウスを見学させて頂くことに。
確かに、埋めるとだいぶ低いのね。。。
中も覗かせてもらうと、綺麗な苗が整然と並んでいました。緑が眩しい...!
区長さん、高橋さん、富沢さんに相談に乗って頂いた結果、くいを打ち付けて、そのくいにビニールハウスの骨組みを固定する方法で、高さを出すことにしました。
全長は9m位欲しいので枠の追加が必要になりますが、村でまだ余っている枠があるかどうか調べて下さるそうです。
ビニールは、ホームセンターへ行き、色や質をリサーチしなければなりません。
集会所へ戻り、花の鉢植えの新作、数を確認しました。
一ヶ月ぶりに会う花たち。思わず「元気だった?」と声をかけたくなります。(笑)
早く見たい...! と懇願していたリエコさんの新作。うわっ!やっぱり可愛い!!!
「これはね...」とご本人の解説付き。(笑) 合計46鉢でした。
ん?これは、、? と、ゼンマイもみの光景が珍しくてパチリ。
撮られて「え、何が珍しいの?」と驚く村の方。(笑)
小荒戸の皆さんは、芸術祭に向けて自主的なプロジェクトも行っています。
このように玄関先に屋号と共に飾られた、大きな竹の花生けに生けられた花が、
芸術祭に来た人々を出迎えるのです。
小荒戸の皆さんの温かな気持ちが、来場者に伝わりますね。
3人で歩いていると、区長さんが道端に生えていた草を摘み「美味いんだよ〜。」と言って食べ始めました! 夫も「あぁ、これ、これ」と知っている様子。
そんな二人についていけない私もドキドキしながら試食。....あ、美味しい。(笑)
春の小荒戸をバックに、区長さんとツーショット。
リサーチも済み、区長さんのお宅にお邪魔しました。
奥様のリエコさんが、おはぎ、ぼうたらの煮付け、菜の花のお漬け物などなど、お手製の品々を用意していて下さいました。
きな粉、小豆、黒胡麻、と全種類のおはぎを夫と「美味しい!」と遠慮なくパクパク頂きながら(笑)、今後の予定を打ち合わせ。ハウスの骨組みを立てる日取り、それまでにハウス内のレイアウトを考える、などなど。 作品の話を進めながらも、GWの予定、高橋さんご夫妻の社交ダンスの話など(見たいっ!!)、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
帰りは、まつだいの駅までリエコさんに送ってもらい、駅では偶然、五十嵐さんにもお会いし、六日町までご一緒させて頂きました。
五十嵐さんの奥様エミコさんは押し花をやっていらっしゃるので、今度ご自宅にある大きな作品を見せて欲しいと、ご主人を通して交渉。(笑)
ワークショップの時に頂いた押し花。光に透かすと、また違った表情。。。
まだまだ考えなければならない事は山積みですが、今日も区長さんを筆頭に、皆さんの協力のおかげで「fancy garden」の実現に向かって、また一歩進めたことがとても嬉しいです。ありがとうございました!
開催地である新潟県の小荒戸へ。
今回は荷物も無かったので、高速の渋滞を避け、新幹線で行って来ました。
まつだい駅に着くと、区長さんに送って頂いた写真の様に、景色はすっかり春!
草間彌生の2003年の作品「花咲ける妻有」を見ながら、お弁当を食べる親子。
私達も、まずはお昼ご飯ということで、第二回目ワークショップの時に、スタッフと共に訪れたお蕎麦屋さんへ。
食べ終えて、春の景色を堪能しながら、小荒戸までテクテクテク。。。
お天気だったので、水の中の藻も、浮かび上がるように見えて綺麗です。
展示予定場所を目指して、坂道を登っていると、上の方から「おーい」と区長さんの声が。地主さんもいらして、皆で改めて作品設置場所について話し合いました。
予定していた場所は、雨水が溜まり易く地面がぬかるむので「足場が悪いんじゃ、見に来たお客さんも大変だよ〜!」と地主さん。
結果、少し場所をずらして、ゼンマイが生えている奥の辺りに設置することに。
地面の傾斜が気になったのですが、整地して頂けるそうです。
先日、写真を送って頂いた杉の木の切り株も、見せて頂きました。
「えっ、これ?大きい!....まさか区長さん一人で運んだのでは..」と、興奮。
「そうだよ〜。山からコロコロ転がして....」と、あっさり答える区長さん。(笑)
写真を見た時は、花の台にするにはインパクトが強すぎるかな、、と思っていたのですが、実物を見てみると、アイディア、イメージも沸々と湧いてきます。
切り株の台、他の素材の台、いくつか案を考えてイメージ画を描こうと思います。
区長さんが試作した切り株の椅子。「よいしょっと...」と、勧められていないのに座る夫。(苦笑) でも、会期中は作品のそばや木陰に、こういった腰を下ろせるものがあると、来場者も嬉しいんですよね〜。
集会所へ向かい、ビニールハウスの骨組みを見せて頂きました。
高橋さんにも手伝って頂き、横幅、高さを確認。
夫の身長172㎝。 おっ!? やった!! 結構、高い...!
通常は20㎝ほど土に埋め込むそうなのですが、それでは低いかも、、ということで、通りがかった富沢さんにお願いし、参考に、ご自宅のビニールハウスを見学させて頂くことに。
確かに、埋めるとだいぶ低いのね。。。
中も覗かせてもらうと、綺麗な苗が整然と並んでいました。緑が眩しい...!
区長さん、高橋さん、富沢さんに相談に乗って頂いた結果、くいを打ち付けて、そのくいにビニールハウスの骨組みを固定する方法で、高さを出すことにしました。
全長は9m位欲しいので枠の追加が必要になりますが、村でまだ余っている枠があるかどうか調べて下さるそうです。
ビニールは、ホームセンターへ行き、色や質をリサーチしなければなりません。
集会所へ戻り、花の鉢植えの新作、数を確認しました。
一ヶ月ぶりに会う花たち。思わず「元気だった?」と声をかけたくなります。(笑)
早く見たい...! と懇願していたリエコさんの新作。うわっ!やっぱり可愛い!!!
「これはね...」とご本人の解説付き。(笑) 合計46鉢でした。
ん?これは、、? と、ゼンマイもみの光景が珍しくてパチリ。
撮られて「え、何が珍しいの?」と驚く村の方。(笑)
小荒戸の皆さんは、芸術祭に向けて自主的なプロジェクトも行っています。
このように玄関先に屋号と共に飾られた、大きな竹の花生けに生けられた花が、
芸術祭に来た人々を出迎えるのです。
小荒戸の皆さんの温かな気持ちが、来場者に伝わりますね。
3人で歩いていると、区長さんが道端に生えていた草を摘み「美味いんだよ〜。」と言って食べ始めました! 夫も「あぁ、これ、これ」と知っている様子。
そんな二人についていけない私もドキドキしながら試食。....あ、美味しい。(笑)
春の小荒戸をバックに、区長さんとツーショット。
リサーチも済み、区長さんのお宅にお邪魔しました。
奥様のリエコさんが、おはぎ、ぼうたらの煮付け、菜の花のお漬け物などなど、お手製の品々を用意していて下さいました。
きな粉、小豆、黒胡麻、と全種類のおはぎを夫と「美味しい!」と遠慮なくパクパク頂きながら(笑)、今後の予定を打ち合わせ。ハウスの骨組みを立てる日取り、それまでにハウス内のレイアウトを考える、などなど。 作品の話を進めながらも、GWの予定、高橋さんご夫妻の社交ダンスの話など(見たいっ!!)、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
帰りは、まつだいの駅までリエコさんに送ってもらい、駅では偶然、五十嵐さんにもお会いし、六日町までご一緒させて頂きました。
五十嵐さんの奥様エミコさんは押し花をやっていらっしゃるので、今度ご自宅にある大きな作品を見せて欲しいと、ご主人を通して交渉。(笑)
ワークショップの時に頂いた押し花。光に透かすと、また違った表情。。。
まだまだ考えなければならない事は山積みですが、今日も区長さんを筆頭に、皆さんの協力のおかげで「fancy garden」の実現に向かって、また一歩進めたことがとても嬉しいです。ありがとうございました!
by kijimamaki
| 2009-04-29 23:34
| ビニールハウス