2009年 11月 29日
クラウセさんの作品&赤ふん大将・少年達のその後 |
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 秋版」も23日をもって無事終了し、小荒戸では、私の作品撤去作業に続き、ペルラ・クラウセさんの作品を展示した空家の解体作業が行われました。
クラウセさんの作品は、自国メキシコから持って来た石を使ったインスタレーション。その石達は記念として、小荒戸に残すこととなりました。さてさて、どんな形で保管するのか....私自身も興味津々だったところ、区長さんからその様子を写真で送って頂いたので、ご紹介したいと思います。
お墓近くのスペースに、皆さんでコンクリートを敷きつめています。エミコさん、ショウイチさん、大工の富沢さんなどなど(後ろ姿や三度笠で顔が見えなくても、誰が誰だか分かるようになりました...!笑)今回も沢山の方々が参加していますね〜。
クラウセさんは空家解体後の作品を、小荒戸の皆さんの意向に委ねていました。そこで、村の皆さんはアイディアを出し合い、ただ保管するのではなく作品を村の中に息づかせようとしたようです。
コンクリートの力作業を終えたら、センスが見せどころの繊細な作業が続きます。区長さん、コンクリートを平らに均しながら、石の大きさ、形、色合いを見ながら、バランス良く配置してゆきます。
完成! 暗闇の中に天井から吊り下げられて、幻想的な雰囲気だった空家での展示に比べて、こちらからは、外の光を浴びたみずみずしい印象と根を張ったような力強さを感じます。小荒戸の皆さん、もはやアーティスト...!(笑)
小石で作られたクラウセさんのサイン。可愛い!!
この夏〜秋の芸術祭、小荒戸には新入りの私&クラウセさんの他に、2006年から参加していらっしゃる関根哲男さんの作品も展示されました。
農舞台から小荒戸へ続く川沿いに登場した赤ふん大将率いる、赤ふん少年達。日に日に寒さが増す中、彼らも冬支度をしていました...!あらっ、大将の坊主頭には、お豆を煮る大きなお鍋が。。。
ずらずら〜っと並ぶ姿は、いつ見ても圧巻です!背景の山々の色味がだいぶ抑えられてきたので、カラフルな衣装が映えますね〜。
赤ふん少年達も村の方々の古着を身にまとい、思い思いのコーディネイトに満足そう。。。(笑)
芸術祭が終わっても、こうして村の皆さんが作品を楽しみ、村にとって作品が特別なものとして根付いているのは、作家にとって本当に幸せなことです。これも、小荒戸の皆さんの人柄と、作品に対する理解と深い愛情があってのことだと思います。私自身も小荒戸との出会いから「作品は一人でつくるものじゃない」ということを本当の意味で気づき、学んだのだと思います。
クラウセさんの作品は、自国メキシコから持って来た石を使ったインスタレーション。その石達は記念として、小荒戸に残すこととなりました。さてさて、どんな形で保管するのか....私自身も興味津々だったところ、区長さんからその様子を写真で送って頂いたので、ご紹介したいと思います。
お墓近くのスペースに、皆さんでコンクリートを敷きつめています。エミコさん、ショウイチさん、大工の富沢さんなどなど(後ろ姿や三度笠で顔が見えなくても、誰が誰だか分かるようになりました...!笑)今回も沢山の方々が参加していますね〜。
クラウセさんは空家解体後の作品を、小荒戸の皆さんの意向に委ねていました。そこで、村の皆さんはアイディアを出し合い、ただ保管するのではなく作品を村の中に息づかせようとしたようです。
コンクリートの力作業を終えたら、センスが見せどころの繊細な作業が続きます。区長さん、コンクリートを平らに均しながら、石の大きさ、形、色合いを見ながら、バランス良く配置してゆきます。
完成! 暗闇の中に天井から吊り下げられて、幻想的な雰囲気だった空家での展示に比べて、こちらからは、外の光を浴びたみずみずしい印象と根を張ったような力強さを感じます。小荒戸の皆さん、もはやアーティスト...!(笑)
小石で作られたクラウセさんのサイン。可愛い!!
この夏〜秋の芸術祭、小荒戸には新入りの私&クラウセさんの他に、2006年から参加していらっしゃる関根哲男さんの作品も展示されました。
農舞台から小荒戸へ続く川沿いに登場した赤ふん大将率いる、赤ふん少年達。日に日に寒さが増す中、彼らも冬支度をしていました...!あらっ、大将の坊主頭には、お豆を煮る大きなお鍋が。。。
ずらずら〜っと並ぶ姿は、いつ見ても圧巻です!背景の山々の色味がだいぶ抑えられてきたので、カラフルな衣装が映えますね〜。
赤ふん少年達も村の方々の古着を身にまとい、思い思いのコーディネイトに満足そう。。。(笑)
芸術祭が終わっても、こうして村の皆さんが作品を楽しみ、村にとって作品が特別なものとして根付いているのは、作家にとって本当に幸せなことです。これも、小荒戸の皆さんの人柄と、作品に対する理解と深い愛情があってのことだと思います。私自身も小荒戸との出会いから「作品は一人でつくるものじゃない」ということを本当の意味で気づき、学んだのだと思います。
by kijimamaki
| 2009-11-29 23:27